建物を増築又は一部取壊しした時や建物敷地の分筆等により所在地番が変わった時に、登記簿と現状を一致させるために建物表題変更登記を行います。
以下は、一般的な建物変更登記の流れです。
ただし、状況によっては異なる場合もございます。
ご依頼
土地家屋調査士は、建物の所有者から依頼を受け、代理人として建物表題変更登記します。
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資料調査・法務局調査
建物登記状況を法務局、必要であれば固定資産税課にて調査します。
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現地調査
建物の測量を実施し、建築確認通知書等の内容と現物との整合性をチェックし、 調査資料を照らし合わせ、建物がある土地の形状や建物の配置の測量を行います。
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登記申請書類の作成
建物表題変更登記の添付書類
- 委任状(建物所有者様にご署名、ご捺印を頂きます。)
- 建物引渡証明書(工事施工者様は、御実印で押印が必要です。)
- 印鑑証明書(工事施工者様)
- 建物図面・各階平面図(当職が作成します)
- 調査報告書(法務局への報告書、建物現地写真も含む)
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法務局へ申請
作成した申請書と添付書類を法務局へ提出します。
5
表題登記完了
申請に問題がなれば、約1週間で表題変更登記が完了します。
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費用について
一般的な住宅であれば6万円~10万円程度です。
ただし、「建築確認済証、建物引渡証明書がない場合」や「相続を伴う場合」等は費用が変わりますので、お問い 合わせ、ご相談ください。